EMARF Guide
EMARF Topお問い合わせ
  • はじめての方
  • EMARFを使いこなす(基礎編)
    • 1. サービスご利用の流れ
    • 2. 加工制約と設計時の注意点
    • 3. データのアップロード方法
    • 4. ソフト別設計チュートリアル
    • 5. アップロード後の操作方法
    • 6. 材料について
    • 7. 加工について
    • 8. 仕上げオプションについて
    • 9. 塗装オプションについて
    • 10. 面取りオプションについて
    • 11. 梱包・配送・納期について
    • 12. 料金と支払いについて
    • 13. 組立・塗装などのコツ
    • 14. FAQ/うまくいかないとき
    • 15.入稿エラー時のチェックリスト
    • EMARF用語集
  • EMARFを使いこなす(応用編)
    • EMARF応用テクニック
    • 活用事例noteまとめ
    • 最新情報(Instagram・Twitter)
    • 過去の情報
GitBook提供
このページ内
  • 7-1 | 加工精度・品質について
  • 7-2 | 切り残し(タブ)について
  • 7-3 | 加工拠点について

役に立ちましたか?

  1. EMARFを使いこなす(基礎編)

7. 加工について

前へ6. 材料について次へ8. 仕上げオプションについて

最終更新 1 年前

役に立ちましたか?

7-1 | 加工精度・品質について

EMARFでは、加工時の仕上がり品質について下記の通り基準を設定しています。

・設計データから±1mm程度の加工誤差が生じることがあります。そのため、ほぞ・あられ組み・相欠きなどの木組みの接合部を設計される場合は、加工後にお手元でやすりなどで調整する可能性を考慮しておくことをお勧めします。

・合板のポケット加工の場合、積層の位置によって設計より1-2mm深くなる場合があります。

・湿気による木材の膨れ、反りが生じる可能性があります。

・乾燥による収縮、反りが起きることがあります。

・木材には個体差があり、データのレイアウトや形状によって節、われ、ヒビが表面に出る可能性があります。

・同じ材種でも、加工拠点によって色味・節などの個体差がある場合があります。

・配送中の扱い方によっては、表面に軽微な傷がつく可能性があります。

7-2 | 切り残し(タブ)について

CNCルーターで切り抜き加工をする際の特徴として、板から部材を完全に切り取ってしまうのではなく、一部に切り残しを付けます。この切り残しをタブと呼びます。EMARFでは山型のタブを使用しています。

EMARFでは、輪郭(切り抜き)加工に対して自動でタブを配置します。(図面で作図する必要はありません)

‌

【タブの作成ルール】

①25mm以上の辺にはつけます。この時、原則250mmに1つで長い辺には長さ/250の数つけます。

②曲線だけの場合や凸凹が多い場合、入角から次の入角までの距離を測って、25mm以上あればタブをつけます

③タブを間引きます。タブとタブ同士が近ければ間引くような形です。この時の距離は、タブが木目に水平であるほど短くなります。(平行だと割れやすいため何個つけてもよいとの話だったので)

④タブが3個以下にならない程度で間引くのを止めます

‌また、納品は、このタブを切り離した状態(板付の状態)でのお渡しとなります。(オプションでタブ切りなしで対応可能)

なお、板の厚みによってタブのサイズが異なります。

板厚(mm)

幅(mm)

高さ(mm)

20未満

12

8

30未満

15

10

30以上

30

10

7-3 | 加工拠点について

EMARFでは、全国に複数ある加工拠点が加工を受注します。

お届け先の地域になるべく近いところで加工をしたいなどといったご要望がありましたら、依頼フォームの選択肢の中から、ご希望の拠点を選択ください。可能な範囲で対応させて頂きます。

※ 加工所の稼働状況・ご希望の材種・加工オプションによっては、ご希望に添えない可能性がございます。あらかじめご了承ください